報告や他人の説得、面接などに使えるPREP法というものを紹介します。
ビジネスにおいて、非常に有効な手法ですので、ぜひ理解して活用してみてください!
加えて両面提示というものも紹介します。
こんな方におすすめ
- PREP法について知りたい方
- 両面提示について知りたい方
PREP法とは?
PREP法とは、わかりやすい報告や説明をするための手法です。
下記の言葉の頭文字から作られています。
Point-結論:(結論は)これです
Reason-理由:なぜならば
Example-具体例:たとえば
Point-結論:だから、(結論は)これです
PREP法を適用するメリット
PREP法を適用するメリットは、何よりも聞き手にとってわかりやすいという点です。
日本人は、結論を後ろにもっていきがちです。
案Aと案Bどちらにしたの?
本日関係者と話をしたんですが、3つのポイントで比較をしました。
ポイント1では、Aの方が良く、ポイント2ではBの方が良く、ポイント3ではAの方が上回るという結果でした。
結論としてはAになりました。
上記のような日本的な会話になりがちです。
日常会話では問題ありませんが、ビジネスでは結論が最初にきた方がコミュニケーションが円滑に進みます。
英語でのコミュニケーションを思いうかべると分かりやすいです。
Did you decide on plan A or plan B?
Yes. Plan A is selected, because 〜
デメリットは、日本語の文化には合わず、使い方に慣れが必要な点でしょうか。
PREP法の具体的な使い方
PREP法を使っていない文章
自分:インスタグラムとX(旧ツイッター)はSNSで、それぞれ画像がメイン、文章がメインという特徴があります。
どちらも色々な人と繋がりができて、楽しいです。
インスタグラムは画像なので、多くの情報を共有することができます。
相手:(何の話だろう、、、?)
自分:元々、Xは文章で情報共有できて簡単で良いのですがインスタグラムでも文章も書く事ができて、、、
相手:(何が言いたいんだろう、、、)
このような形で、相手に何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまいます。
PREP法を使って書き換え
Point-結論:インスタグラムを始めることをおすすめします
Reason-理由:なぜならば、インスタグラムは画像投稿を主としており、他のSNSに比べ、他人に共有できる情報量が多いためです
Example-具体例:例えば、お昼に「アクアパッツァ」を食べましたと文章で書くより、写真を載せた方がイメージが湧きますよね
Point-結論:そのため、インスタグラムを始めることをおすすめします

両面提示との組み合わせて説得力UP
PREP法と両面提示の合わせ技
相手を説得する時に良い面(メリット)と悪い面(デメリット)の両方を伝えるやり方を両面提示といいます。
これをPREP法と組み合わせると下記のような形になり、非常に効果的です。
Point-結論:こうなんです
Reason-理由:なぜならば
Example-具体例:たとえば
両面提示:にもかかわらず
両面提示:たとえば
両面提示:するとどうなる?
Point-結論:だから、こうなんです
具体例
Point-結論:インスタグラムを始めることをおすすめします
Reason-理由:なぜならば、インスタグラムは画像投稿を主としており、他のSNSに比べ、他人に共有できる情報量が多いためです
Example-具体例:例えば、お昼に「アクアパッツァ」を食べたことを紹介したい場合、写真を載せた方がイメージが湧きますよね
両面提示:にもかかわらず、文章で書いたらどうなるでしょうか。
両面提示:たとえば、魚をオリーブオイルやにんにくでソテーし、白ワインやトマト、あさり、水などで煮込んだイタリア料理の「アクアパッツァ」を食べましたと記載しないといけません。
両面提示:すると、読み手は多くの文章を読んで、理解しないといけません。
Point-結論:そのため、インスタグラムを始めることをおすすめします
より説得力が増したのではないでしょうか。
PREP法と両面提示についてのまとめ
PREP法と両面提示を用いた説得や報告の仕方を、まとめました。
最初のステップとしては、結論から喋るということを心がけると良いでしょう。

結論から喋るというのは、簡単なようで難しいよ
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