新卒で入社した大企業に勤めて10年以上が経ちました。
さらには転職をして2社目も大企業です。
これまでの自分の経験を踏まえて、大企業の特徴(あるある)を紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- 大企業への就職や転職を考えている方
- 大企業のあるあるについて興味がある方
大企業とは
「大企業」という言葉はよく聞くものの、明確な定義はありません。
一般的なイメージとしては下記だと思いますので、この記事上もその位置付けとします。
- みんなが知っている企業
- 多額の資本金がある
- 多くの従業員がいる (厚生労働省は1000人以上を大企業としています)
中小企業というのは、中小企業基本法で決まっており、日本国内の企業の99.7%です。
そのため、仮にその中小企業以外を大企業とすると、会社数ベースでは日本の会社の0.3%になります。
ちなみに、従業員数でいうと日本全体の30%の人が大企業に勤めていることになるそうです。
大企業のあるある1:自部署以外のことをよく知らない
人数や組織が多いことによって、同じ会社でも部署や部門事に独自の文化やルールがあります。
各部署の役割というのがしっかり決まっていることが多いです。
責任範囲が明確な業務の場合は、素直にお願いできますが、グレーゾーンの業務はお互いに押し付け合いになることもしばしばです。
他の部署がなにをやっているのか細かいことはわからないです。
「サイロな組織」と言ったりします。
さらには、規模が大きいため、会社全体としてのメリットを考える人よりも、自分の部門や部署にとってのメリットを考えてしまう人が多いです。
また、ある程度決まった仕事をしていくことになるため、スキルアップという観点では難しいこともあるかもしれません。
要はその企業の特定の仕事しかしないため、その能力はあっても、他の企業では役に立たないという可能性が出てきてしまいます。
大企業のあるある2:業務上の投資金額の規模が桁違い
プロジェクトの投資で自分の関係する金額規模でも億を簡単に越えます。
何百万円レベルならば、使用に対して、ほとんど臆することなく使うようになっていきます。
また、関係者も社内外問わず多くなりますので、多くの人と携わることができるという側面では、やりがいがある仕事になると思います。
大企業のあるある3:物事が進むのに時間が掛かる
物事を進めるにおいて、関係者の多さと、やり方が定義されていることにより、何かを決めるのに非常に時間が掛かります。
課長に承認をもらい、次長に承認をもらい、部長に承認をもらって、ようやく先に進めるような感じです。
システム開発プロジェクトの場合、プロジェクトに関する承認と、投資に関する承認者が異なり、両方の承認を得ないといけないということも多くあります。
あるある1とも関係しますが、承認のステップも細かく決められています
ひたすらに承認のための資料作成や情報収集をする日々が続くこともざらにあります。
大企業のあるある4:社会において信頼性を保つための制約が強い
多くの方が知っているということもあり、原則的に社会において信頼性は高いです。
それを裏切ってしまうと、大変なことになります。
近年も大きな会社が不祥事で大変な損害を受けていること、多いですよね。
会社としては、そこは非常に気にしており、そういう違反をするための決まりや運用がたくさんあります。
例えば、身近なことで例えますと、外出するときに家の鍵を掛け忘れてしまうことあると思います。
未錠で出かけることを防ぐために、下記のような決まりがあるようなイメージです。
- 鍵を掛け忘れて出かけるといかにマズいか、を勉強するための教育がある
- 出かける時に、掛け忘れてないことを確認するためのチェックリストがある (必ずドアが閉まっているかがちゃがちゃしてみる、等)
- 第三者がかけ忘れてないか、チェックする仕事がある
やりすぎな感じもするかもしれませんが、鍵を忘れてドロボウに入られる損害を考えると、沢山手を打ちましょうとなる感じです。
ただ、これも増えすぎて、かなり大変だったりします。
システム対応としては、オートロックですよね。そのようにシステム対応策をする場合もあります
余談ですが、その信頼性が従業員としての良い点は下記です。
家のローンや車のローンは比較的組みやすいと言えるでしょう。
昇給も安定してありますが、バリバリ働いて、周りの人より沢山の稼ぎを得たい、早く稼げるようになりたいみたいな人には向かないです。
大企業のあるある5:ボーナスがしっかり出る
ボーナスがしっかり出ます。
従業員500人以上の企業の2023年夏のボーナスの平均は約90万円だそうです。
賃金自体の改善も見られやすいです。
これは大企業が賃上げをしないと、中小企業がついてこれないというのと、政府から大企業へは直接賃上げのリクエストがあるためだと思います。
昨今の物価上昇に伴って、賃上げを決めているのも、やはり大企業が主になっていますね。
-
-
ITエンジニアが年収1000万円になるためのスキル 【目指せ1000万プレーヤー】
日本の社会において、ひとつの目指したい年収の閾値となりがちな年収1000万円。そこに到達するのに、どのようやスキルが必要かをまとめます。 まず、ITエンジニアで年収1000万円を超えるのは、可能です! ...
続きを見る
その他のあるある
その他で特徴的だと思う点を簡潔にまとめます。
- 福利厚生の充実:福利厚生は非常に充実しています。時短勤務、育児休職、年休、健康診断の割合、関係企業施設の利用料割引など
- 同期の多さ:同期は非常に多く、数百人になることもあります。顔も知らない同期も多く、横のつながりと言う意味では、中小企業と比較し弱いでしょう。
- 社内結婚の多さ:社内結婚は多いです。人が多いという点が出会いの多さにも繋がっているのだと思います。
-
-
【10年勤めた結論】新卒で大手企業に入るべき3つの理由。転職して気づいた「最強の切符」
新卒で就職先を選ぶときによく話題にでる「大手企業 vs 中小・ベンチャー企業」論。 裁量のある環境で早く成長したい。でも、安定も捨てがたい。 大手企業に入社して10年以上勤め、その後転職を経験した今な ...
続きを見る
大企業あるあるのまとめ
大企業あるあるを、まとめました。
10年働いている自分の経験から感じていることです。
なんだかんだ大企業は安定しているよ
「やはり大企業の安定感が欲しい」という就活生の方は、プロに相談して戦略を練るのが近道ですので、内定を得るための就活相談サイト【キャリセン就活】を活用して、大企業就職を目指してみてはいかがでしょうか。
大手JTCあるあるもまとめました。
-
-
【2社経験】大手JTCあるある5選!転職しても変わらなかった伝統企業の実態
以前、大企業のあるある記事を書きましたが、それから数年。 私は大手JTC(伝統的日本企業)から、別の大手JTCへと転職しました。 「環境を変えれば、あの非効率な文化からもおさらばできるかも……」 そん ...
続きを見る
35歳をきっかけに、大企業からの転職をした時の話は下記から。
ポジウィルキャリアのご紹介です。
