共働き家庭で悩むのが、「子どもをいつから預けるか」という問題です。
保育園に1歳から通わせる場合と、幼稚園に年少から通わせる場合では、親子で一緒に過ごせる時間に大きな差が生まれます。
今回は、未就学期(1歳〜年長)と小学生低学年(小1〜小4)の親子時間の差を具体的に計算し、その価値について考えてみました。
どれくらい子どもと過ごす時間が減るのか
未就学期(1歳〜年長)の親子時間差
1歳〜2歳:保育園と自宅の差
- 幼稚園にはまだ通えないため、選択肢は「保育園に預ける」か「自宅で親と過ごす」
- 保育園:8:00〜18:00(約10時間/日)
- 差:約10時間/日(1日の大半)
3歳〜5歳:保育園 vs 幼稚園
- 保育園:8:00〜18:00(約10時間/日)
- 幼稚園:9:00〜14:00(約5時間/日)
- 差:約5時間/日
未就学期(1歳〜年長)の親子時間の合計差
- 年間登園日:250日
- 未就学期の合計差:
- 1歳〜2歳(2年間) ≒ 10時間 × 250日 × 2年 = 5,000時間
- 3歳〜5歳(3年間) ≒ 5時間 × 250日 × 3年 = 3,750時間
- 未就学期合計差 ≒ 8,750時間 ≒ 0.99年
小学生低学年(小1〜小4)の親子時間差
下記で計算します。
- 下校時刻や学童の有無を考慮
- 親の対応可能時刻:15:00
- 小学生の登校日:年間 250日
- 年間の1日あたり親子時間差(学童の有無)を学年ごとに算出
学年 | 下校時刻 | 学童を利用しない場合の 1日あたり親子時間差 | 年間合計差 |
---|---|---|---|
小1 | 14:30 | 3.0時間 | 750時間 |
小2 | 14:45 | 2.7時間 | 675時間 |
小3 | 15:00 | 2.4時間 | 600時間 |
小4 | 15:15 | 2.0時間 | 500時間 |
- 合計差(小1〜小4):約2,525時間(約105日分 ≒0.29年)
未就学期+小学生低学年の合計差
① 未就学期の差
- 1歳〜2歳:保育園で親子時間差 ≒ 10時間/日 × 250日 × 2年
→ 10 × 250 × 2 = 5,000時間 - 3歳〜5歳:差 ≒ 5時間/日 × 250日 × 3年
→ 5 × 250 × 3 = 3,750時間 - 未就学期合計 = 5,000 + 3,750 = 8,750時間
② 小学生低学年(小1〜小4)の差
- 小1〜小4合計 = 750 + 675 + 600 + 500 = 2,525時間
③ 合計
- 8,750 + 2,525 = 11,275時間
④ 年換算
- 1年 = 365日 × 24時間 = 8,760時間
- 11,275 ÷ 8,760 ≒ 1.29年
つまり、未就学期から小4終了までに、学童や保育園・幼稚園の違いで生まれる親子時間の差は約1.3年にもなります。
手取りとの比較
ママではないといけないという訳ではありませんが、ここでは女性のケースで30歳から39歳の間で計算してみたいと思います。
1. 平均年収(30〜39歳女性)
国税庁「民間給与実態統計調査(令和5年版)」によると、女性の平均年収は以下のとおりです。
- 30〜34歳: 約344万円
- 35〜39歳: 約366万円
(これは「額面年収」で、ここから税金・社会保険料が差し引かれます)
2. 手取り年収(概算)
一般的に手取りは額面の約75〜80%程度です。
ここでは 77% として計算します。
- 30〜34歳:344万 × 0.77 ≈ 265万円
- 35〜39歳:366万 × 0.77 ≈ 282万円
3. 10年間の合計(30歳〜39歳)
- 30〜34歳(5年間):265万 × 5年 = 1,325万円
- 35〜39歳(5年間):282万 × 4年 = 1,128万円
➡ 合計:約2,453万円(9年間の手取り)
つまり、平均的なキャリアを歩む30代女性の場合、
30歳から39歳までの9年間で、手取りはおよそ2,450万円と見込めます。
子どもとの11,275時間を失って、2,450万円を得る価値があるのか、悩んでしまいますね。

子どもとの時間も大事ですよね
まとめ
数字で見ると、親子時間の差は想像以上に大きいことがわかりました。
特に未就学期の差が圧倒的でした。
11,275時間=約1.3年分の親子時間は、思い出、成長、親子関係などお金では代えられない価値があります。
お金と時間のトレードオフを考えると、「お金より時間を選ぶ」選択も価値があるかもしれません。
子どもとの時間を意識して、預けるタイミングや学童利用を判断することが大切ですね。

でも、お金があればこそ、できる体験(旅行や習い事)もありますよね!
キャリアを考えてみるのは?
キャリアの見直しというのも大事だと思います。
転職を検討してみる
転職を検討するなら、まずは定番のリクルートエージェントです。
圧倒的な安定感があります。
実は最終的な転職先はリクルートエージェントさんのサポートを得て決めました。
大手ならではの、しっかりとしたサポートが魅力です。
-
-
【実体験】転職で年収150万円アップ!成功に導く7つのステップ完全ガイド
「転職で年収150万円アップって本当にあるの?」そう思う方にこそ伝えたい、リアルな転職成功体験があります。 私は新卒からずっと同じ会社で働いていましたが、初めての転職で年収が150万円アップしました。 ...
続きを見る
退職を検討してみる
わたしNEXT<退職代行>」は、女性の退職代行に特化することで、女性の特有の悩みに考慮し、辞めたいけど退職を言い出せずに苦しむ女性を退職ストレスから解放、「次のわたしへ」行けるようサポートすることを最大の目的としたサービスです。
特に女性は、強気な上司であったり、人手不足や人間関係を悪くしないようになどの職場の空気に配慮して、退職を言い出せずに苦しんでいる人も多くいます。
また、そこまで深刻ではないけど仕事がつまらないと感じていたり、上司や同僚などと合わない、職場の雰囲気が合わないなど、何となく次に行きたいなぁと日々感じている方も多いかと思います。
「わたしNEXT<退職代行>」は、そのような女性に代わって会社側への退職の連絡を代行するサービスです。
☆料金☆
正社員:25,800円(税込み)
サービスの特徴
・退職のご相談は無料です。
・正式ご依頼後はご本人に代わって会社側への退職の連絡を代行いたします。
・お支払いは、銀行振込、各種クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、楽天ペイからお選びいただけます(今後変更する可能性があります)
・ご依頼後、追加料金は発生いたしません。
・転職サポート、起業・独立・開業サポート(無料)
-
-
【2025年度最新版】退職代行サービス一覧を料金別にまとめてみた
仕事を始めて、していて、転職してみて、辞めたいと思うことありますよね。 とはいえ、日本人はネガティブなことを言うことが苦手な方が多いと思います。 最近「退職代行サービス」というのがあると知ったので、ま ...
続きを見る
まずは相談してみる
精神面も含めて、自分や家族の健康は何よりも大切であり、そこがないがしろになっては、何もうまく行きません。
無理をしないで、転職の検討を考えてみるのもいいと思います。
ただ、いきなり転職サイトへの登録が不安であれば、プロの力を借りてみるのもおすすめです。
ポジウィルキャリアは、キャリア設計や今の自分の価値観の分析ができるキャリアカウンセリングです。
自分は仕事でなにを優先したいのか?何に悩んでいて本当はどうありたいのか?などをキャリアや人生経験から見つけ出していきます。
特徴は下記の4点です。
- 45分間のカウンセリングが完全無料◎
- オンラインで全国どこでもOK
- 転職を前提としない相談もOK
- お悩みの内容が漠然としていても大丈夫!
初回は、45分無料カウンセリングがありますので、まずは相談してみましょう。
キャリアカウンセリング
※非常に人気です。予約が困難になっています。お早めにお申し込みください!