「転職で年収150万円アップって本当にあるの?」
そう思う方にこそ伝えたい、リアルな転職成功体験があります。
私は新卒からずっと同じ会社で働いていましたが、初めての転職で年収が150万円アップしました。
なぜうまくいったのか?
この記事では、私が実践した「転職成功の7ステップ」と、具体的な注意点やおすすめエージェントもあわせてご紹介します。
転職活動は、新卒の就活と流れ自体は似ていますが、ポイントは少し異なりますので、参考にしてください。
こんな方におすすめ
- 転職活動の進め方を知りたい方
- 転職活動で年収150万円アップした経験談を知りたい方
- 転職成功の体験談を知りたい方
転職活動の流れ
転職活動の流れは、大きく7ステップあります。
- 自己分析|転職で後悔しない「軸」の見つけ方
- 書類準備|書類通過率を上げる履歴書・職務経歴書のコツ
- 応募・面接|エージェント活用で内定率をUPする方法
- 内定取得と承諾|後悔しない選択のための情報収集
- 退職相談|退職の意志の伝え方
- 引き継ぎと退職|スッキリと退職をするやり方
- 入社|新天地へ!
これから活動の順番に沿って書いていきます。
自己分析|転職で後悔しない「軸」の見つけ方
新卒の就活と同様で、自己分析は重要です。
自己分析のポイントは下記2点で、正しく自己理解するために分析をする必要があります。
- なぜ転職(退職)するのか
- どのような軸で転職活動を行うのか(なにを重視するのか)
重視する要素ですが、色々あると思います。
「仕事自体のやりがい」「給料(年収)」「ワークライフバランス」この3つは最初に考えやすいですし、転職エージェントさんにもどれを大事に考えていますか?と聞かれてることが多いです。
ただ、転職エージェントさんが聞いてくれないひとつ大事なポイントがあります。
キャリア相談サービスのすすめ
基本は自分の中での整理にはなりますが、人に話を聞いてもらった方が整理しやすい方もいるかと思います。
その場合は、キャリエモンやポジウィルキャリアなどのキャリア相談サービスを使えば、プロのキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。

客観的に市場価値を理解する
「転職したいけど、自分の市場価値がわからない」──そんなときはミイダスの診断が役立ちます。
所要時間5分で、自分の年収目安や適性、相性の良い上司像まで知ることができます。
面接での自己PRや企業選びの判断軸にも活用できます。
また、コンピテンシー診断もあります。
職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
若干ぼかしていますが、下記の様な形で分析結果をみることができます。
書類準備|書類通過率を上げる履歴書・職務経歴書のコツ
自己分析が終わったら、「履歴書」と「職務経歴書」の準備が必要です。
履歴書と職務経歴書は、転職の第一関門です。
- 可能であれば転職エージェントに添削してもらう
- テンプレートを活用して効率よく作成する
自分で全て作ることも可能ですが、転職エージェントにチェックしてもらう方が、質があがります。
ちょっと大変かもしれませんが、ここは複数の転職エージェントを活用して、職務経歴書をしっかりと作った方が、書類選考の通過率はあがります。
転職エージェントさんが職務経歴書のテンプレートを持っていますので、それをもらって作っていくのが効率的です。
応募・面接|エージェント活用で内定率をUPする方法
応募
志望する企業に応募をします。
自己応募と転職エージェントを介した応募があります。
それぞれメリットとデメリットがありますが、転職エージェントを介した方が面接は通過しやすいと感じました。
応募方法 | メリット | デメリット |
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自己応募 | コストがかからず企業に好印象/熱意が伝わる | 推薦状やサポートがない/交渉が自分で必要 |
エージェント経由 | 推薦状や非公開求人あり/面接対策も | 採用コストがかかる分、評価で不利な場合も |
自己応募のメリット
選考に通過し採用までくると、転職エージェントに支払う採用コストがかからないため、企業にとっては採用しやすい
個人で応募していることから、熱意も伝わりやすい
自己応募のデメリット
転職エージェントを介した応募の場合は、推薦状を書いてもらえたりするため、書類選考が通りやすいですが、そういった支援がない
転職エージェントを介した応募のメリット
推薦状を書いてもらえたり、企業の選考の特徴を教えてもらえるので選考を進めやすい
面接の日程調整をしてくれるので、そういった調整を任せることができる
転職エージェントを介した応募のデメリット
企業にとっては採用コストがかかるので、仮に自己応募の転職者と同じ点数だったら、自己応募の転職者に比べて選ばれにくい
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面接
書類選考を通過して、いざ面接に入っていきます。
面接では下記を聞かれます。
- 転職理由
- 志望動機
- 職務経歴とそれに基づく自己PR
最も大事なのは、職務経歴とそれに基づく自己PRです。
「自分」がこれまでやってきたことを自分の言葉で喋るというのが最も重要です。
詳しくは下記の記事などを読んでみてください。
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内定取得と承諾|後悔しない選択のための情報収集
内定の承諾
面接が進んで、いくつかの企業からは内定を貰えるでしょう。
そうすると、実際に行く企業を決める必要があります。
今回の転職の軸にしっかりとマッチする企業を選びましょう!
会社の口コミサイトのオープンワークや転職会議で情報を集めることはおすすめです。
最初の自己分析で自分が重視したいと決めたことが達成できそうかしっかりチェックしましょう。
職場の雰囲気や人間関係のコメントも見ておきましょう!
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内定の辞退
決めた企業以外には、内定辞退の連絡をする必要があります。
基本的に、しっかりと面接のお礼と辞退の理由を伝えれば、問題ありません。
もし、なにかの事情があって、やりにくい場合は、内定辞退代行のサービスもあります。
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内定辞退代行サービスのおすすめをまとめてみました
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退職相談|退職の意志の伝え方
内定を承諾する企業が決まったら、退職相談を現職にしましょう!
「退職を切り出すのが怖い」という方も多いですが、丁寧な報告と引き継ぎがあれば、円満退職は十分可能です。
最初に、自分の直属の上司に、しっかり報告しましょう。
これまでお世話になったお礼を伝えることと、仮に引き留めにあってもしっかりと意志をもって進めることが大事です。
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【退職報告】眠れないほど緊張した僕が、上司に退職を切り出した日の全記録
内定をもらいはじめ、現職への退職報告をすることにしました。 いま流行りの退職代行を使わなかったです。 実際使いたいくらい、前日の夜は緊張して、あまり眠れなかったです。 退職報告のアポイントメント 内定 ...
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退職代行サービス
退職に際し、こちらも事情がある場合は、退職代行サービスを利用することも可能です。
退職代行モームリという退職代行サービスは最も有名です。
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【2025年度最新版】退職代行サービス一覧を料金別にまとめてみた
仕事を始めて、していて、転職してみて、辞めたいと思うことありますよね。 とはいえ、日本人はネガティブなことを言うことが苦手な方が多いと思います。 最近「退職代行サービス」というのがあると知ったので、ま ...
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引き継ぎと退職|スッキリと退職をするやり方
退職の手続きに向けて進めます。
しっかりと持っている業務の引き継ぎを行い、「立つ鳥跡を濁さず」で退職することをおすすめします。
アンリ・シャルパンティエ公式オンラインショップのフィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 2種33個入は美味しいですよ。
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【外さない】退職時に絶対喜ばれるお菓子3選|大人数向け・個包装で感謝を伝えるギフト
退職時にお世話になった職場の方にお菓子を贈る人も多いでしょう。 今回は大人数向け用のバラマキお菓子を3つに絞って紹介します。 20人以上に配りたい時におすすめです。 こんな方におすすめ 退職時に配るお ...
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入社|新天地へ!
いよいよ入社です。
新しい職場でしっかり貢献できるよう頑張りましょう!!
転職活動のスケジュール
転職のスケジュールですが、遅くとも4ヶ月より前には始めた方がいいでしょう。
仮に4月入社をしたい場合は、下記のスケジュールになります。
12月:自己分析 / 履歴書と職務経歴書の作成 / 応募
1月:応募と面接 / 内定取得と承諾 / 退職相談
2月:引き継ぎ
3月:引き継ぎと退職 (できれば有休消化)
4月:入社
これでもけっこう忙しいスケジュールです。
もう少し余裕を持って進めた方が良いです。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントはたくさんあります。
最初はいくつかの転職エージェントと繋がりを持って、相性の良い転職エージェントさんと進めることが大事です。
ポイント
相性の合わない転職エージェントさんにはしっかりとお断りしましょう
いくつかおすすめの転職エージェントを紹介します。
定番のリクルートエージェント
まずは、定番のリクルートエージェントです。
圧倒的な安定感があります。
実は最終的な転職先はリクルートエージェントさんのサポートを得て決めました。
大手ならではの、しっかりとしたサポートが魅力です。
大企業に強いシンシアード
大企業への転職を考えているならば、シンシアードはおすすめです。
職務経歴書の添削や面接対策もしてくれます。
私も丁寧に面接支援などで助けてもらいました。
ハイクラスに特化したJACリクルートメント
JAC Recruitmentはハイクラスに特化しています。
企業と求職者の双方を一人のコンサルタントが担当する「両面型」というスタイルでサポートしてくれます。
エージェントが企業に詳しいので、企業研究の時のサポート力があって、安心できます。
JAC リクルートメント
JAC Recruitmentは管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。
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転職者に寄り添ってくれるようなサポートが魅力的でした。
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40代・50代のミドルシニア層の相談
40代・50代の方にはライフシフトラボ転職コースもおすすめです。
転職を検討しているけれども、仮にエージェントが相手にしてくれない方や、仕事が忙しくてどう転職活動を進めたら良いかわからないという方は相談しても良いと思います。
転職活動の進め方まとめ
転職活動について、まとめました。
転職は「情報戦×戦略」です。
正しく準備をすれば、私のように年収UPや理想の職場に出会うことも十分可能です。
まずは「自己分析」と「エージェント登録」からスタートしてみてください。
この記事を読んでくれたあなたなら、もっと良い未来をつかめるはずです。
今日が、理想のキャリアの第一歩になることを願っています!